従業員や企業にメリットがあるリモートワーク

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働き方改革の推進や子育て中の共働き世帯の増加の増加により、会社に出社せず自宅やカフェなどの遠距離で働くリモートワークが広がりを見せている。
では、近年の新しい働き方であるリモートワークには、どのようなメリットがあるのだろうか。

まず、社員の効率性が向上するという点が挙げられる。
会社から距離が遠くなるほど、通勤に時間がかかり、疲労も蓄積されやすい。
また、会社に向かえば同僚との世間話や接待など、業務とは関係ないことに時間を費やしかねない。
会社に出社すると、どうしても業務以外の雑務をやる機会が増え、業務を途中で中断することが多くおこってしまう。
リモートワークでの働き方ではこういった業務に取り組む上での妨害がなくなり、時間を全て仕事に使えるので業務遂行量が向上することは間違いないだろう。

働く従業員側だけでなく、企業側にも大きなメリットがある。
企業側のメリットは、経費が削減できるということだ。
企業の正規雇用され、勤務時間の100%をオフィス外で過ごすことをフルタイム・リモートワークというのだが、フルタイム・リモートワークならば会社に通勤をしなくてすむ。
通勤が不要なので企業は通勤手当を支給する必要がなく、会社に出社しないので、机や椅子といったオフィスに置く備品類の数を減らすことが可能だ。
働いている従業員が全員会社に出社するわけではないので、オフィスも広くなくても良い。
それにより、オフィススペースに関わる家賃や土地代を大きく削減することができる。
リモートワークを上手く活用できれば、企業は社員一人当たりにかかるコストの節約をできるようになる。